【仲間大会 第3回ゆたーや杯:最高&最終1581 第7位】チルタリス軸サイクル構築 ~サイクル時々ドリルガチャ~
皆様、初めまして!ミスにぃと申すものです♪
4月のGW前ということで2ヵ月くらい前の話になってしまうのですが、先日参戦した第3回ゆたーや杯という仲間大会で、7位という自分にしてはあり得ない順位を取ってしまいました。今更感が半端ないのですが、せっかく上位に食い込めたということで、記念に今回使用した構築を記事として書き残すことにしました。構築記事を書くのは初めてなので、つたない文章になるとは思いますが、そこはご了承ください。
それでは構築紹介へ…と行きたいところですが、その前に仲間大会のルールを説明させてください。
第3回ゆたーや杯のルールについて
上の画像は、主催者のゆたーやさんのYoutubeチャンネルでアップされている大会考察動画からスクショして使用させていただいてます。(無断掲載ですので、もし問題ありましたら削除します)
この大会はかなり変則的で、画像の通常ポケモン・準伝説(ランドロスやカプ・コケコなど)・ウルトラビーストが使用不可というルールでした。ちなみに持ち物などには制限がなく、一定のポケモンが使用できないということ以外はシングルレート準拠となっています。また、バトルの上限数は15戦でした。
構築経緯
フォロワーのしんたるさんがS8でレート2000超えを達成された構築を僕も自分で育成して使っていて、「次に自分で構築を組む時はサイクル構築を組んでみたい!」なんて思っていたところに今回参戦した大会のことを知って、ゆたーや杯ではサイクル構築で挑むことに決めました。
いわゆる厨ポケをほとんど使えないルールなので、「どうせなら一度も使ったことがないポケモンを軸に構築を組もう」ということで、サイクルが出来そうで見た目がもふもふで可愛い(ここ重要)を軸に構築を組み始めました。次にとのタイプ相性の補完が良さそうな、特殊受けの、電気技の一貫切りやドリルでワンチャン掴める型破りを採用。この4体だととが重いので、その2体と他のポケモンともある程度殴り合える飛行Zを採用。最後の1体を誰にするか悩んでいる時に、このままだとに何もできないことが判明。ボックスの中にいた天然を採用して構築が完成しました。
また、僕は本当にプレイングには自信がなくて、まともにプレイしても勝てる自信がありませんでした。なので、つのドリルや電磁波などを採用して、足りないプレイングは運でカバーするようにしました(笑)
構築のコンセプト
相手のポケモンに毒をばら撒いてサイクルして受け回す。隙を見つけて行けそうならアタッカーのとで詰めていく。辛い相手はつのドリルを当てればOK💗
個別紹介(採用順)
チルタリス
持ち物:チルタリスナイト
性格 :図太い
特性 :ノー天気(メガ前) → フェアリースキン(メガ後)
努力値:181(244)-**-156(252)-91(4)-126(4)-101(4) (メガ前)
:181(244)-**-178(252)-131(4)-126(4)-101(4) (メガ後)
技構成:ハイパーボイス 大文字 コットンガード 羽休め
【調整】
・H:奇数調整
・B:ぶっぱ
・余りはCDSにそれぞれ4振り
構築を組む原点になったポケモンであり、この構築唯一のメガ枠。サイクルに参加できるメガ枠&今まで使ったことがない&可愛いポケモンを軸に構築を組みたかったので、このポケモンを採用しました。
持ち物は、メガ枠なのでチルタリスナイトで確定です。
技構成は、フェアリースキンの対象になって身代わり貫通効果もあるハイパーボイス、鋼タイプに打点が持てる大文字、相手の攻撃を受けたりサイクルに参加させやすくする回復技の羽休めまでは確定。残り1枠で物理受けの役割を遂行するためのコットンガードか相手を毒ダメージと羽休めでハメるための毒々で迷っていたのですが、メガチルタリスの素の耐久だけだと相手の攻撃を受けられるか不安だったので、今回は物理受けの役割を全うしてもらうためにコットンガードを採用しました。
一応構築唯一のメガ枠なのですが、実際にバトルで使っていて他のメガシンカポケモンと比べてしまうと、「もう少し数値が高かったらなぁ…」と感じることが結構ありました。なので、やのような第一線で使われている受けポケモンと同じように使うのではなくて、少し慎重に扱う必要があるのかなと思いました。
エアームド
持ち物:ゴツゴツメット
性格 :腕白
特性 :頑丈
努力値:171(244)-100-211(252)-**-90-92(12)
技構成:ドリルくちばし 鉄壁 羽休め 毒々
【調整】
・H:奇数調整
・B:ぶっぱ
・S:余り
との相性補完がいいポケモンがいないかと思い、ネットで構築記事を漁っていたところ、このポケモンを採用している記事を見つけて即採用しました。「相性補完が良さそう」というそれだけの理由で採用してしまったので、もしかしたらもっと他に適正なポケモンがいたのかもしれません。選出率やバトルでの活躍度合いが一番低かったですし…この枠は要検討なのかなぁ?
持ち物は、スリップダメージを少しでも稼ぎたいのでゴツゴツメットを採用しました。
このポケモンの技構成はかなり悩みました。ノーウエポンで補助技のみの型などもあるのでいろいろ考えたのですが、僕が今までを全く使ったことがなかったので、そういう型を使うのは少し不安がありました。なので今回は、技の通りがいいドリルくちばしを攻撃技として採用してみました。あとは物理受けの仕事を全うしてもらうために鉄壁、同じ理由で回復技の羽休め、技スぺの関係でに毒々を覚えさせられなかったので、最後の枠は毒々にしました。
先ほど書いたように、物理受けの仕事を全うしてもらうために鉄壁を採用したのですが、正直鉄壁が生きた場面があまりなかったです。なので、この枠は挑発や吹き飛ばしなどに変えてもいいかもしれません。
ラッキー
持ち物:進化の輝石
性格 :図太い
特性 :自然回復
努力値:325-**-62(252)-**-157(252)-71(4)
技構成:地球投げ 毒々 卵産み 電磁波
【調整】
・BD:ぶっぱ
・S :余り
なんかこういう努力値振りののことを「デブラッキー」と呼ぶらしいですね。知らんけど(´・ω・`)
持ち物は、進化前のポケモンの耐久力を大幅に上げる進化の輝石で確定です。といえばこのアイテムですよね。
技構成は、定数ダメージで安定して攻撃できる地球投げ、毒撒き要員にもなって欲しかったので毒々、回復技の卵産みは確定。
最後の枠に入るのはステルスロックが一番多いと思うのですが、フレ戦などで構築の試運転をしていて、個人的にステルスロックが必要と感じたことは一度もありませんでした。ちなみに、前述のにステルスロックを採用していないのも同じ理由です。もちろんあったらあったで便利な技なんですけど、今回は却下。それで他に有能な技がないか調べていると、瞑想、スキルスワップ、電磁波の3つの採用候補が上がりました。
強者の方の入り受けループの構築記事で、相手のやなどの特殊アタッカーに崩されにくくするために瞑想を採用されている方がいらしたのですが、今回のルールではその2体が使用不可なため、それらを警戒する必要がないのと、輝石込みのD耐久で十分事足りると判断したので瞑想は却下。スキルスワップは、自分と相手の特性を入れ替えて特性を奪うことで相手を弱体化させることが出来るのですが、僕が使いこなす自信がないため却下w結局最後に残った電磁波を採用することにしました。
採用理由は、
- 毒々が効かない鋼タイプや毒タイプのポケモンも麻痺状態にはすることが出来る
- 麻痺バグでワンチャン掴める
- 麻痺によるS半減のおかげで上から何やかんや出来そう
- 今まで上げた3つの技の中では一番使い慣れていて汎用性がありそう
という4つの理由です。
電磁波の採用は大当たりで、お互いラス1対面でとで麻痺バグのおかげで勝てた試合がありました。相手もアイアンヘッドを打ってきたのでお互い運ゲーでしたが(笑)、電磁波の効果が活きたいい1戦でした。試合中はかなりヒヤヒヤしましたけど^^;
この構築唯一の特殊受けなので、相手の特殊アタッカーの攻撃を受けてもらっていました。やはり輝石込みの特殊耐久はものすごいです。それと、その時の状況によっては、時々相手の物理アタッカーにも投げることがありました。同様もほとんど使ったことがなかったので知らなかったのですが、物理耐久もそこそこあるんですね!今回このポケモンをちゃんと使ってみて初めて知りました。
あとでポケモンの選出率などを調べてみたのですが、を全15戦中9回選出して、8勝1敗でした!このポケモンを選出した時の勝率が異常高かったのには驚きです。選出率も1位でした。この構築の影のMVPです♪
ドリュウズ
持ち物:気合の襷
性格 :陽気
特性 :型破り
努力値:185-187(252)-81(4)-**-85-154(252)
【調整】
・AS:ぶっぱ
・B :余り
何の変哲もないドテンプレの構成です。電気の一貫を切るためや、もうどうしようもない時に一撃技を打てる駒が欲しかったのでこのポケモンを採用しました。
持ち物は拘りスカーフ、突撃チョッキ、気合の襷、Zクリスタルなどと迷ったのですが、一番使いやすそうな気合の襷にしました。採用した理由は、拘りスカーフを持った最速系統と対面して上から攻撃されても一度耐えて、返しの地震で倒せるようにしたかったからです。最速スカーフ系統を倒したいならにスカーフを持たせてもいいと思ったのですが、出せる技が固定されるのが嫌だったのと、僕が使い慣れているという理由で今回は襷を採用しました。
技構成は、30%で怯みが狙えるアイアンヘッド、安定して打てる地震、飛行タイプに打点が持てて怯み効果付きの岩雪崩、最後はワンチャン掴めるつのドリルを採用しました。
この構築では、後述すると一緒にアタッカーを務めてもらっていました。型破りという特性がかなり強くて、相手の特性を無視して攻撃できるので、の頑丈を貫いてつのドリルを当てて、系統の浮遊を無視して地震を当てられたのがとても便利でしたし助けられました。僕がこの仲間大会で7位に食い込めたのも、このポケモンのおかげと言っても過言ではないでしょう。全15戦でつのドリルを4回打ったんですけど、そのうち3回も当てたのは偉すぎました。間違いなくこの構築のMVPです♪
カイリュー
持ち物:飛行Z
性格 :陽気
特性 :マルチスケイル
努力値:173(52)-186(252)-115-**-120-138(204)
技構成:竜の舞 逆鱗 空を飛ぶ 地震
【調整】
・H:C特化ジャラランガのブレイジングソウルビートをマルチスケイル込みで確定耐え&奇数調整
・A:ぶっぱ
・S:竜の舞なしで準速85族抜き、竜の舞1回で最速135族抜き抜き
前述の4体だけだととが重いので、その2体を見るために採用しました。特性がマルチスケイルなので、それ以外のポケモンともある程度殴り合うことが出来ます。
持ち物は、前述のとを倒すための飛行Zで確定です。
技構成は、自身を強化する竜の舞、高火力タイプ一致技の逆鱗、Z技の元になる空を飛ぶまでは確定。最後の枠を地震にしたのですが、これは完全に失敗しました。明らかに神速が欲しい場面の方が圧倒的に多かったです。地震が生きた場面が全くなかったわけではないのですが、ほとんどが逆鱗で事足りていましたし、先制技の神速があればもっといい方向に試合が進んでいたなと思うことが多々ありました。
調整についてですが、C特化のブレイジングソウルビートをマルチスケイル込みで耐えるまでHに少し努力値を振ってあります。と対面で、相手が先制して打ったブレイジングソウルビートを耐えて、竜の舞なしのZ空を飛ぶでB1段階上昇H4振りを倒せるようにしました。あとは性格を陽気にして、Sが竜の舞1回で最速135族抜き抜きになるようにしています。また、素のSで準速85族抜きというのはおまけですね。Sを調整していたら自然とそうなっただけで、意識していたわけではありません。残りの努力値は、出来るだけ火力を上げるためにAにぶっぱしました。
それと、僕はマルチスケイルの効果をかなり過信していたのですが、危うくA2段階上昇の飛行Zにを倒されかけるということがありました。あとでダメージ計算をしたら、性格意地っ張りA2段階上昇のZブレイブバードでもマルチスケイル込みで確定耐えするらしいです。一応耐えるには耐えるのですが、今振り返ると結構危険なプレイングでしたね。マルチスケイルを過信し過ぎてはいけないということを学ばされた出来事でした。
ナマコブシ
持ち物:ラムのみ
性格 :図太い
特性 :天然
努力値:159(228)-**-200(252)-**-153(20)-13
※Sの個体値は妥協しています。まぁ、恐らくそれほどバトルに影響しないでしょうw
技構成:毒々 自己再生 水浸し 威張る
【調整】
・H:16n-1調整
・B:ぶっぱ
・D:余り
この記事を書くためにあらためて努力値振りの確認をしたら、まさかの努力値を8無駄にしていることが判明w僕はSMからガチ育成を始めたのですが、確かこのポケモンは、対人戦用のポケモンを育て始めて数ヶ月くらいたった頃に厳選・育成したポケモンだったと思います。きっとその時に振り方を間違えたのでしょう…といってもそこまで大した誤差ではなかったのが救いです。時間がある時に振り直しておこうっと。
持ち物は、ラムのみ、メンタルハーブ、オボンのみなどの回復きのみと悩んだのですが、耐久ポケモンであるが毒状態にさせられるとキツイと感じたので、今回は状態異常の回復を優先してラムのみにしました。あと、は挑発されると何もできなくなるので、メンタルハーブでもいいと思います。そこはお好みでどうぞ。
技構成は、毒撒き要員にしたかったので毒々、相手の攻撃を受けるための自己再生、毒や鋼タイプに毒々を入れるためやタイプ一致技の威力を下げられる水浸し、特性天然と相性のいい威張るを採用しました。
特性天然と威張るの相性がいい理由ですが、威張るは相手のAを2段階上げつつ混乱状態にさせる技です。の天然は、相手の能力ランクの変化の影響を受けないという特性です。つまり、威張るのA2段階上昇を無視した状態で相手の攻撃を受けることが出来ます。
調整は、Hを16n-1にして天候や毒々などの定数ダメージが最小になるようにしています。これは、SMの時にHP調整を覚えての頃にこのポケモンを育成したのですが、HP調整というのをどうしても試したくなってこのポケモンに調整を施したんだと思います。あとは、物理方面の耐久を出来るだけ上げるためにBにぶっぱ、余りはDに振りました。ちなみに、振り間違えた分の8は、Dに振るといいでしょう。
このポケモンは、を受けるためだけに入れたといっても過言ではありません。前述の5体だけでは、1回殻を破られるともう辛いという次元じゃないです…殻を破ったにを後投げしたら思惑通り逃げていきましたが、結果的にその試合は負けてしまいましたw
ま、まぁ、に威圧感を与えられただけでも良しとしますか(笑)
選出
基本選出というのは特に決めておらず、相手の構築に合わせて選出していた感じです。ただ、あとでどのように自分が選出していたのかを調べてみると、次のような選出が多かったです。
🔹一番多かった選出🔹
or or (物理受け1体)+ (特殊受け)+ or (アタッカー1体)
この選出パターンが一番多かったですし、この選出をした試合の勝率もかなり高かったです。個人的に受けポケモン2体+アタッカー1体という構成が一番戦いやすいと感じました。また、相手の構築にもよるとは思いますが、この構築にはまともな特殊受けがしかいないので、は選出しておいた方がいいと思います。
🔹 と 入りへの選出🔹
+ @2
この2体が相手の構築にいたら絶対選出です!あとの2体は、相手の構築に応じて選出してください。
🔹 入りへの選出🔹
+ @2
この構築では、じゃないとを受けられないので絶対選出です!選出しないとたぶん負けますwあとの2体は前述と同じで、相手の構築に応じて選出しましょう。
辛いポケモン・並び・技など
🔹+🔹
初戦でこの並びの構築と当たったのですが、辛過ぎました。毒を入れたくてものマジックミラーのせいで安易に毒々を打てないですし、タイプ相性上のつのドリルも効きません。こちらのでを倒そうとしても、を後出しされて余裕で受けられてしまいます。すかさずのドリルでを倒そうとしますが、を後出しされて無効にされてしまうといったことを相手はこちらのポケモンを見てから後出しで間に合うので、もうどうしようも出来ずに降参しました。
正直、やの対策に頭が行き過ぎていて、のことは全く考えていなかったです…
🔹はさみギロチンなどの一撃必殺技🔹
はさみギロチン持ちのと当たって1試合でに4~5回打たれたことがありましたが、幸運にも全部よけてくれましたwその時には僕の手持ちがだけだったので、もし当たっていたら負けていました。
🔹毒々や挑発🔹
受けポケモンに毒や挑発が入るとほぼ機能停止してしまうのでめちゃくちゃ辛いです。幸いにも、挑発は一度も打たれることはありませんでした。
その他にも僕が思いつかない辛いポケモンなどがいると思いますが、パッと思いつく限りではこんな感じです。
最後に
まさか自分が仲間大会で7位に食い込むことが出来るなんて、今でも本当に信じられないですし意味が分かりません。
これも偏にツイキャスの生配信内で一緒に構築を考えてくださった方々、大会のルールで構築の試運転を手伝ってくださったフォロワーの悠さん、大会当日のキャス配信に遊びに来てくださった方々のおかげです!自分一人ではここまで上の順位には上がれなかったと思っています。本当にありがとうございました!!!
そして、大会を主催してくださったゆたーやさん、ありがとうございました!普段のレート対戦とは全く違うルールで戦えてとても楽しかったので、もしまた同じようなルールで仲間大会が開催される時は是非参加したいと思います。
長くなってしまいましたが、最後にここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。また今回のような構築記事を書けるように、バトルで日々精進していきたいと思います。お疲れ様でした!
証拠として、スクショした仲間大会のランキングの画像を載せておきます。